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余暇のUDプロジェクト 山田淳司主査(2/2)

2012.04.10掲載

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交流会のUD

企業の中でよく行われている忘年会や送別会。こうした交流の場において、制約のある生活者が、実は本当に楽しめていないという事実をプロジェクトのメンバーの声から知りました。 こうした交流会を誰もが楽しめるようにしたい。そんな思いから、「交流会のUD」に取り組むことにしました。 まずは交流会を楽しめているか、当事者の悩みや本音のアンケート調査を行いました。こうしたアンケート調査や本音の議論から見えてきたことは、障がい者側のニーズに対し、健常者側は対応の仕方がわからず不安におもっているなど、お互いの間に温度差があることがわかりました。また、その温度差はちょっとした配慮をすれば解消されるということも分かりました。 そこで、その配慮すべきポイントをまとめる研究をしました。お互いの温度差をなくすためにはどうしたら良いか。何か良いものはないかと研究した結果、「楽しいツールとさりげないサポートでみんな笑顔で交流会を楽しもう!」というコンセプトのもと、ノウハウ集とコミュニケーションブックを作成しました。


活動の成果 みんなが楽しめるノウハウ集

ひとつは「交流会のUD みんなが楽しめるノウハウ集」。交流会を開く際、障がいがある方のために知っておくとよい知識を掲載しています。


活動の成果 交流会を楽しむ コミュニケーションブック

もう一つは「交流会を楽しむ コミュニケーションブック パーティー編」。最低限必要な会話集がピクトグラムや手話で掲載されています。 今年度、私たちは中身の見直しを行い、この冊子をIAUDのホームページからも閲覧できるようにいたしました。せひ一度ご覧になってください。
冊子閲覧ページはこちら

今後、「交流会のUD」としてはパーティー編に続く、新たな場面を想定したものを展開していきたいと考えております。


労働環境PJ

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