「交流会」で誰もがスムーズで楽しくコミュニケーションするためのノウハウを２つの冊子にまとめました！

2012.03.22掲載

余暇のUDプロジェクトでは、会議や職場だけでなく、飲み会や交流会などのカジュアルな場でも、誰もが楽しくスムーズにコミュニケーションできるように、2010年度からさまざまなシーンの調査やツールの試作、検討を当事者の方と一緒になって取り組んできました。

このたび、その成果の一部を2つの冊子にまとめました。内容はそのなかのほんの一部であり、また常に正しいといえるものでもありませんが、コミュニケーションをはじめるきっかけとして、ぜひ、お役立てください。

ひとつ目は、交流会でのコミュニケーションをスムーズでより楽しいものとするための、ちょっとした配慮や工夫、を集めた「交流会のUD---みんなが楽しめるノウハウ集」です。公式な懇親会や少しくだけた飲み会などで使えるようさまざまなヒントを掲載しています。作成に参加した聴覚障がいと上肢機能障がいの車いすユーザーのメンバーのケースを中心にまとめました。

ふたつ目は、海外の方を含むさまざまな人が集まるパーティという場に絞り、写真やイラストを使い、会場で役立つツールとして、手話や指差しで意思が伝えられるよう工夫をした、コンパクトな冊子「交流会のUD---UDコミュニケーションブック（パーティ編）」です。

2つの冊子は、まだまだ不完全で改善すべきところや不十分なところも多いと思いますが、コミュニケーションをはじめるきっかけに使っていただければ幸いです。ぜひ皆さまにご覧いただき、また実際につかっていただき、率直なご意見・ご提案などお聞かせくださるよう、よろしくお願いします。