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2011.03.20掲載
少しお時間をいただいて報告いたします。
後ほど、国際会議の中でIAUDの活動報告、研究部会の報告、各種委員会の報告は詳しくお話がありますので、私からは全体会議やその他の概要について若干ご説明するとともに、発表の後半については、先ほど山本会長からもお話がありましたが、現在、IAUDの中で議論している、これからのIAUDについて、どこまで我々の思いを伝えられるかわかりませんが、若干触れたいと思います。
まず最初に今日の成果報告会は第3回の国際ユニヴァーサルデザイン会議、この開催概要をメインにご報告することをご紹介したいと思います。
開催は2010年、昨年10月30日から11月3日から5日間にわたり、浜松市のアクトシティ浜松さんをお借りして、盛大に行うことができました。大変盛況な国際会議となりました。
発表の論文は海外の論文が半分以上を占めているような状況です。併設の展示会も数多く開催できました。
これが初日の開会式と公開シンポジウムの模様です。
左側が開会式です。右側にありますように、寬仁親王殿下からご挨拶賜りました。本日お見えの村木厚子さんによる大臣メッセージの代読もいただきました。その下は地元の静岡県知事と浜松市長からもご挨拶いただきました。
続きまして、初日には県知事の基調講演がありました。続いて、講演として、左下には「4分の1の奇跡」と題して、石川県の特別支援学級の教諭であり、作家、エッセイストである山元加津子さんからお話がございました。その感動をここで伝えるのは難しいのですが、参加された方はお分かりだと思いますが、非常に感動的なお話でした。
それともう一つは、右下に小さい写真ですが、「第7の敵」というテーマで、イギリス作家のロナルド・ヒギンスさん。障害にはいろいろな敵があるということで、人間の心も含め7つの敵があるという話。7番目は無関心といったことが大きな敵であるという話でした。
初日はこういう講演から始まりまして、最初のパネルディスカッションでは「人と地球の未来のために」というものでした。
世界の様々な国からそれぞれの立場で発言をいただきましたが、先進国と途上国の観点を皮切りに、壮大なテーマになりました。途上国におけるユニヴァーサルデザインというものが先進国のユニヴァーサルデザインとどうマッチングするかという大きな問題を会議当初から突きつけられた気がしました。こんなことで始まりました。
歓迎レセプションが初日にございまして、様々な方のご支援があり、盛大に楽しく世界の方々と行うことができました。
その後、2日目は色々な講演、パネルディスカッションがありましたが、一つ一つ説明すると時間もありませんし、間もなく報告書も出るはずですので、その辺を参照していただくことにして、こんな小さな写真でお見せするのも心苦しいですが、国内外のこういった方々より、50以上のご講演をいただき、幅広い意見がありました。