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2013.04.10掲載
手話を切り口に、誰でも安心して使っていただく製品・サーヴィスを提供するためにはどうすればよいかを広く検討・普及させたいと考えています。
「手話への理解」「聴覚障害者の困りごとの理解」「手話を取り入れた企業事例の紹介」を目標に活動してきました。
まずは、手話や聴覚障害についての勉強会を実施し、聴覚障害者に問いかけながら学びました。そして、私達が手話と呼んでいるものの中には、「日本手話」と「日本語対応手話」があること、また機能名称やサーヴィスに関する用語の多くは手話化されていないことがわかりました。
また、「コミュニケーション支援機器の開発と実用事例」をテーマに、日立ケーイーシステムズ様とアイエスゲート様をお招きして講演会を実施しました。病気の早期発見や予防に手話による対応や説明が困難という課題があることがわかりました。さらに、手話をベースに、文字、アニメーションを組み合わせた情報伝達を検討しました。
今後は、まずは聞こえる人、聞こえない人それぞれが感じている「手話のあり方」の調査をして、現状把握をしていきます。
本年度の取組みも従来同様に、更なるUD標準化の充実に向け、マトリックスの織込み内容のスパイラルアップを継続して行きます。
主な取組みとして、
最初は、震災に関する非常時の対応についてで、研究部会内を横断するテーマとして検討します。
二つ目はユーザー多様性の対応として昨年発足した手話用語SWGの活動成果の織込みを図ってゆきます。
三つ目は、昨年の国際会議後に少し課題として感じたグローバル化に対する対応の遅れです。研究部会全体としての取組みの切っ掛けを作りたいと思います。
四つ目は、標準の普及の方策です。ニーズ・シーズをしっかりと調査して対応策を検討したいと考えます。