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第3回 IAUD学生コンペ『2025年以降の日本の暮らしと住まい「UDプラス」のプロトタイプを考える』開催のご案内

2019.06.04掲載

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私たち、国際ユニヴァーサルデザイン協議会の研究部会では、誰もが心豊かに暮らせる暮らしと住まいづくりを目標に、様々な視点から「楽しいUD」の実現を目指しています。そのひとつとして、UDの基本である「身体的・心理的なストレスのない状態を目指す」ことだけに留まらず、「身体的、心理的に適正な負荷(刺激)を与えることで機能の低下を防ぎさらに向上させる」など +αの発想を加えることで、快適で達成感がある暮らしを実現することを目標とした「UDプラス」の考えを推進しています。

UDプラスの考え方の図

これまでの活動の中で、 2012年には東北の仮設住宅を視察し、高齢化や世帯数の減少のもとでの、コミュニティの大切さや住戸計画の重要性など、日本が抱えているこれからの課題が山積していることを実感しました。そこで、2017-2018年の過去2回、「これからの日本の住宅を考える」学生コンペを開催しました。

本年は住宅に留まらず、2025年以降の社会状況を前提とした、学生の皆さんのUDプラスの発想による『2025年以降の日本の暮らしと住まいのプロトタイプ』についてのアイデアを募ります。

「暮らし」の中でコミュニティに属する多様な人々が、めいめい個性を生かし、活き活きと自律した生活を送る「これからの日本のコミュニティ」を意識し、それを支える大きな役割の「住まい」について、これからの日本を担うみなさんがどのように捉え、どのように日々の営みを変化させ、歓びがある暮らしを実現したいと感じているのかを表現してください。従来の制約にとらわれないフレッシュで斬新な暮らしと住まいの提案を期待しています。

第2回IAUD住宅コンペの結果はこちら

第1回IAUD住宅コンペの結果はこちら



第3回IAUD住宅コンペ 募集要項



1. コンペタイトル

『2025年以降の日本の暮らしと住まい「UDプラス」のプロトタイプを考える』



2. コンペ主旨

  1. 身体的・肉体的な負荷がない事だけではなく、上記UDプラスの視点を加えた「デライト(=歓び)がある暮らし」を実現するコミュニティと住まいを提案してください。
  2. また、避けては通れない様々な災害に対して、日常からどのように備え、突然もたらされる非日常の状況(被災、避難、仮設、復興)を経て新たな日常に戻ることまでを考えてください。
  3. 暮らしに必要なコミュニティを形成するアイデア、住戸の機能性を盛り込んでください。
  4. それぞれに、家族形態、身体的状況等を想定して、これからの暮らしと住まいを提案ください。


3. 表彰及び賞金

グランプリ/1点5万円、準グランプリ/1点2万円、優秀賞/3点1万円、など



4. 応募資格

大学、専門学校の学生。個人、グループは問わず



5. 作品条件

  • 居住者:自由設定
  • 居住地域:自由設定
  • 社会背景:自由設定
  • 住宅構造条件:自由設定
  • 受託敷地条件:自由設定
  • 建築規模:最小限とし、ベーシックとなることを配慮してください。可変性を持ったシステムでの提案も可です。


6. 提出物及び提出方法

  • 提出物  
    • グループ名、参加者氏名、メールアドレス、電話番号、学校名
    • A3 2~3枚/PDFデータ(10M以下)
    • 必須:タイトル、作品説明
    • 住宅の場合:図面、外観図(CG、模型写真など)
    ※応募書類に使用する言語は日本語とします。
    ※立体物は不可。
    ※審査料は無料。
    ※応募にかかる諸費用は応募者でご負担ください。

  • 提出方法

    「10.資料送付先・お問合せ先」記載の学生コンペ事務局までメール添付にてお送りください。

お願い・応募書類の取扱いについて
原則として、応募書類は返却いたしません。応募書類等に記載された内容および個人情報については本コンペの審査以外には一切利用いたしません。
審査内容の詳細、選外となった応募名等に関するお問い合わせ、審査結果に対する異議申立て等については一切お受けできませんので、あしからずご了承ください。
※上記の内容にご同意の上、ご応募ください。


7. スケジュール

  • 2019年6月10日(月)応募開始
  • 2019年10月7日(月)応募締切


8. 審査委員と審査基準

  • 審査委員

    古瀬敏名誉教授(IAUD理事長・静岡文化芸術大学名誉教授)
    研究開発部会メンバー(LIXIL、住友林業、凸版印刷、富士通、リコー、他)

  • 審査基準

    UDプラスの趣旨に沿っていることを前提に、課題設定、独自性、有効性、時間の継続性、災害への活かし方を審査観点とします。



9. 結果発表

2019年11月25日(月)IAUD公式サイト にて発信予定
受賞式の開催を計画しています。詳細は改めて発信します。



10. 資料送付先・お問合せ先

IAUD事務局 

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