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2011.03.20掲載
ここでその「試験の手順」について、簡単にご紹介します。
<モニターについて>
1つのデザインに対するモニターは、最小60人以上で構成する。
モニターは年齢層別に15~30歳、31~50歳、51歳以上の3区分とし、年齢層ごとに男女ほぼ同数の回答者がいることが望ましい。
候補デザインが複数ある場合には、それぞれに対して別のモニターで試験を行う。
<理解度について>
その候補デザインからイメージしそうな、「1つの正解」と「3つの誤回答」から構成される、合計「4つの選択肢」を作成します。モニターにそのデザインが意味するものを選択させ、誤回答が少ないほど、その評価点が高くなります。
60名の平均評価点を算出して、85点以上であれば「理解度」は合格となります。
<視認性について>
候補デザインを8mm角に小さく縮小した時、その絵柄がつぶれずに、はっきり認識できるかを判断します。「形がはっきりみえる」から「形がわからない」まで、5段階で点数をつけ、平均点が75点以上で基準をクリアとなります。
最終段階で、絞り込んだ候補デザイン3案を、この「JIS」の「試験の手順」に則り、ピクトグラムとしての「理解度」と「視認性」について調査しました。
初回は200名を対象に調査。この時点では、3点ともわずかに「合格基準」に達しませんでした。その後、デザインの更なる改良を加え、同様の調査を実施。そして、晴れて合格基準をクリアすることができました。
そのデザインがこちらです。
そして2009年11月、IAUDのホームページで一部情報を公開。2010年4月に正式にリリース致しました。この「ピクトグラム」に、視認性を考慮した文字である「UDフォント」を組み合わせ、現在、より多くの方にご利用頂くため、データの無償配布を行っています。
「やけど注意」ピクトグラムはこちら