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2016.07.06掲載
「48時間デザインマラソン」は、ユーザーとの対話や共通行動を通じ、一人一人の人間性を尊重し、使い手中心の考え方を重視したものづくりや、社会環境作りを目的としたワークショップです。
また、将来のUDを担うリーダーの育成や、新たなデザイン開発手法を探求する学びの場となっています。
2015年9月9日(水)から11日(金)の3日間、「48時間デザインマラソンin東京」を芝浦工業大学芝浦キャンパス(東京・芝浦)で実施しました。
10回目となる今回は、「東京の下町から未来のデザインを~未来を繋ぐ 街を繋ぐ そこに住まう人の心を繋ぐ」をテーマに、参加した企業デザイナーや障害のあるユーザーなど54名が参加しました。
フィールドワークを行った墨田区は、2020年東京オリンピック・パラリンピックの会場があり、世界中が注目しています。また、日本の中小企業メーカーも多くあります。 これまでのデザインマラソンは教育や普及啓蒙が主で、デザイン提案で終わることが多かったのですが、今回はデザインを実際のものにつなげるため、最終日のプレゼンテーションを墨田区内の中小企業に見ていただきました。
参加者はAからFまでの6チームに分かれ、48時間という制限時間の中、墨田区でのフィールド調査から気づきを元にアイディア展開し、簡易モデルを使ってデザインを検証しました。
最終日に東京東信用金庫本部(東京・両国)で行われた公開プレゼンテーションには、瑶子女王殿下にご臨席いただきました。
さらに、約70社の墨田区を拠点として活躍する製造業関係者にデザイン提案を見ていただきました。
2015年11月には、に東京東信用金庫主催で「48時間デザインマラソン製品化プロジェクト説明会」が開催されました。
17社の中小企業や各支援機関(経産省関東経済産業局、東京都中小企業振興者公社、東京都立産業技術研究センター、芝浦工大、東京理科大、東京電機大)参加のもと、製品化について参加企業から投票が行われました。
そして、「下町のれん」「Trans Creen」「Premium Fits」「SeeVo」について事業参画の表明があり、プロジェクトを立ち上げることとなりました。 その後、地元企業による製品化検討会議を3回実施し、4つの提案からものづくりへと進めています。
モノづくりをIAUDと墨田区の中小企業で進めているものづくりの成果は、2016年の国際会議で発表予定です。
また、2016年9月には東京で11回目となる48時間デザインマラソンを実施予定で、新たなステージを目指した48時間マラソンを進めていきます。