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研究部会概要

2016.07.06掲載

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木暮 毅夫(IAUD参事/研究部会長)

UD視点の製品・サーヴィス創出のための研究活動

木暮 毅夫(IAUD参事/研究部会長)

研究部会では、できる限り多くの人々が快適に暮らしやすい社会の実現をめざし、さまざまな生活シーンにおいて魅力ある製品やサーヴィスを創出するため、業種・業態を越えた共同研究プロジェクトを、生活者との対話を中心において幅広い視点で推進しています。

また、UDを推進する上での基準やガイドラインの構築、会員と生活者とのUDに関する情報共有などに取り組んでいます。

現在は住空間プロジェクト、移動空間プロジェクト、ワークスタイルプロジェクト、余暇のUDプロジェクト、衣のUDプロジェクト、メディアのUDプロジェクト、手話用語サブワーキンググループ、標準化研究ワーキンググループの8つのPJ/WG/SWGが活動しています。





図:概要UD視点の製品・サーヴィス創出のための研究活動



東京ワークショップ開催

2014年の国際会議から2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けたロードマップを作成し、研究部会の成果やアイデア、UDのレガシーをどう作っていくか活動を整理しました。

そして、2014年の国際会議では研究部会でユーザー参加型の「東京ワークショップ」を6つ実施し、多数のユーザーや有識者にも参加してもらい、活発な議論をしました。

2015年度は東京ワークショップの成果を踏まえ、ユーザー(生活者)に繋がる活動の基本に基づいた活動を展開することになりました。


図:第5回国際UD会議2014研究部会Workshop


2015年度の研究部会活動方針

  • フィールド調査やユーザー参加型ワークショップを通した活動の充実と内容の深堀を図る。
  • 会員のやりがいと活動成果最大化のため、研究部会の役割定義と仕組みを改善する。
  • 各PJ/WG/SWGの活動を共有し、連携を深めるための部会内ワークショップを実施する。
  • 各PJ/WG/SWGの活動を点から線・面への活動として進化を図るため、体制構築を進める。



研究部会全体ワークショップ実施

2015年8月に研究部会全体でのワークショップを実施し、(1)活動成果の継承や発信、有効活用ができていない(2)活動内容の共有化が図れていない(3)メンバーの参加目的が異なり、(1)と(2)の課題が参加者減少に繋がる、との共通の課題を認識しました。

そして、対応策としては、(1)プロジェクトベースからテーマベースの活動を取り入れる(2)半年に2回程度部会内の交流を図る(3)IAUD Web再構築に合わせて成果発信の新たな仕組みを作る、ことにしました。




2016年度研究部会体制と活動テーマ


図:2016年度研究部会体制と活動テーマ

今後は従来の分野ごとの活動から、東京オリンピック・パラリンピックに向けて重要な要素となってきている「情報のUD」「暮らしのUD」「心のUD」という横断的なテーマに、各プロジェクトのテーマを位置づけた活動を行っていきます。

また、部会内交流を半年に2回程度実施しながら、プロジェクトにまたがる活動への取り組みや、IAUD会員への積極的な成果発信を進めていきます。


検定委員会の活動報告

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住空間プロジェクト

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