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労働環境PJ 室井主査(3/4)

2011.03.20掲載

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UDマトリックスを使って分析

先ほどの発表で紹介のあったUDマトリックスを使い、こういう点を分析しました。
横軸にユーザー分類、縦軸に入退室のタスクをとります。
視覚はリーダーを見つけてタッチして入るところ、聴覚は開錠を確認するところ、運動機能ならタッチして入るところ。こういうところに課題が集中していることがわかります。
開錠の確認についてもう少し考えることにしました。

UDマトリックスによる分析

入退室での確認方法ですが、音や音声という人が72.5%と大多数でした。
それでは、音や音声に頼るのが難しい人はどうしているのでしょうか。そこで、筑波技術大学の産業技術学部の山脇先生と、学生さんと共同研究をしました。その学生さんたちは実際に耳に障害のある方です。一緒にこの問題を考えてみました。

筑波技術大との共同研究

学生さんが独自に行った分析です。UDマトリックスとは縦軸横軸の表示が逆ですが、学生さんの分析でも同じように、聴覚の場合、開錠を確認するところに課題が集中していました。
学生が幾つか解決のアイディアを出してくれました。いくつか紹介します。


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