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21世紀のためのデザインIII、UDに関する国際会議報告 富士通 アクセシビリティ アシスタンス

2004.12.20掲載

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発表:富士通 アクセシビリティ アシスタンス

富士通 総合デザインセンター 高本康明


写真:発表する高本さん

<講演サマリ>

日常生活の様々なシーンでIT(情報技術)の活用が進む中、一人でも多くの方がその便利さを活かして、生活に真の豊かさを生み出していくために、ユニヴァーサルデザインは必須課題と言えます。富士通では、これまでもATM(現金自動預け払い機)やパソコン、携帯電話、ウェブサイトなどユニヴァーサルデザインの考え方を製品開発に取り入れてきました。今後はさらにその活動を広め、企画・設計の段階から積極的にお客様の声を聞き、「お客様起点」でユニヴァーサルデザインの実現に努め、お客様のビジネスに貢献する方針であることを紹介しました。


<Q&A>

お客様のUDに関する要求をどのようにしたら反映できるのか、という質問がありました。

私は、当社では、お客様と開発者の間に距離があり、本当のユーザの声が届かないことを問題視しております。そして、その距離をできるだけ縮めるために、お客様と開発者が、直接コミュニケーションする機会をできるだけ多くするように取り組んでいます、とお答えしました。


<感想>

日本から遥々、約25時間のフライトを経て、私は地球の裏側のブラジルで開催された今回の国際大会に参加しました。 初めは、ブラジルの風習、例えば「ブラジル時間」と呼ばれた数十分の時間変更は当たり前なことや治安の悪さなどに、戸惑うことがしばしばありました。しかし、今回の大会参加の目的である日本企業の代表としてUDの取組みを広くアピールすることは、十分にできたと思います。


日本企業の積極的なUDへの取組みに、各国の参加者は驚きを隠せないようで、IAUDセッションでも、会場内で日本の取組みについて、熱心な討議が展開されました。特に、UDが「日本企業のモノづくりの柱」となり、そして「ビジネスに大きく貢献していること」に対して、「日本がどのように取り組み、そのような成果を挙げているのか、その極意を知りたい」と熱心な質疑が展開され、大いなる盛り上がりを見せていました。


今回の国際会議は、日本のUDの取組みが、世界を一歩も二歩もリードしていることを我々も世界も認識し、日本のUDのポジションが明確になった大会でもありました。このような大会の成功の陰には、AEとの折衝、ブラジル会議の組織委員会との調整などにおいて、IAUD国際委員会、松下電器産業(株)殿をはじめ、多くの関係者のご苦労があって成し得たものであり、とても感謝しております。


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