2024.12.24NEW
最新記事
2025.01.01
明けましておめでとうございます。
2024.12.24
【トライアル版】「IAUD 字幕CMアドバイザリーサービス」 が、テレビCMに起用されました!
2024.12.09
IAUD国際ユニヴァーサルデザイン研究講座 第2期シラバス
2024.11.29
2022.05.06掲載
衣のUDプロジェクトは、IAUDの基本理念のもとに活動する研究部会の一つであり、年齢や性別、国籍などにかかわらず、ファッション性があり、サイズや体形、運動機能や体の生理に配慮し、新しい技術を取り入れた快適な衣服のUDを研究しています。
衣のUDプロジェクトは、衣のちからで、誰もが「服を着る喜び」を感じられる社会を目指しています。それをより多くの人に知って頂くために、「衣とイノベーション」をテーマとした冊子『衣・着る III』を作成しました。
冊子は衣のUDプロジェクトの広報活動と情報発信の一助とし、これまでにシリーズとして「衣・着るⅠ」、「衣・着るⅡ」を作成しました。テーマは、衣服と人の関係性、こころとからだ、文化や社会生活などについてまとめました。
「衣着るⅠ」、「衣・着るⅡ」は、大学や小学校(東京学芸大学、川村女子学園大学、東京家政学院大学、都留文科大学、東京家政大学、東洋英和女学院小学部)の授業や地域のワークショップでも活用されました。利用した生徒からは、「衣服が人の一生とつながっていることに気づかせてくれた」と、大変うれしい感想がありました。
そして今回の冊子「衣・着るⅢ 衣とイノベーション編」は、日々進歩している衣の技術をテーマに、「衣の持つすばらしい“ちから”を共に考え、それを社会や生活、人々に役立てようと提案しています。
冊子のサイズはA5(14.8cm✕ 21.0cm)、全12ページ、キーカラーはグリーンを使用しました。誰にでも分かりやすく簡潔な和文・英文の併記、豊富なイラストレ-ションで構成されており、可能な限り世界中の多くの人々に伝わることを意図しています。
冊子「衣・着るⅢ 衣とイノベーション編」は、5種のサブテーマである「衣とSDGs」、「衣とウェルネス」、「衣とコミュニケーション」、「衣とフェーズフリー」、「衣とソーシャル・ハッピネス」を設定し、いま伝えたいことを具体的に表現しています。
衣服とSDGs(持続可能な開発目標)について、 誰一人取り残さない、循環型のモノづくりができるファッション企業のありかたを説明しているほか、リデュース、リユース、リサイクル、リペア、リメイクを推奨し、商品をよく知ってから買おうと提案しています。
服や手首にセットされたセンサーやAI機器で健康管理ができるなど、健康や介護、医療に役立つウェア、パフォーマンスが上がるスポーツウエアやグッズ、歩きをサポートする「着るロボット」を紹介しています。
音を出すサウンドファブリック、スマホなどデバイス経由で音楽を楽しめる服、字幕・手話の表示、音声ガイドを利用できるスマートメガネ、センサーで障害物との距離を知る服、さらには、AIが個人の好みやサイズを提案するアプリを紹介しています。
日常と非日常を区別しない服として、災害発生時にすみやかに命を守る行動ができる服や、視認性が高くおしゃれで安全性の高いウェア、さらにはインテリアや道具としても使える「変身する服」を紹介しています。
より良い社会づくりのための共創として、様々な分野の人々が協力し、みんなが幸せになる服を創ることや、多様性を認め、誰もが着たい服を着られる社会にしよう、と提案しています。
最後に、進化する衣の”ちから”で、快適で安心安全な、より良い生活と社会を創ることが衣の大切な役割である、とまとめています。
冊子「衣・着るⅢ 衣とイノベーション編」は、平易な言葉とシンプルなイラストで構成し、幅広い年齢の方々に手に取っていただけるよう心掛けました。冊子をご希望の方は下記「ご注文について」をご覧ください。
冊子本体は無料です。必要な部数・お申込者様(冊子のお届け先)の郵便番号・住所・電話番号・メールアドレス・氏名を下段のお問合せフォームまたはメールにて、「一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会 衣のUD冊子配布担当」宛てでご連絡ください。
お届け先情報の記入漏れなど不備があった場合にはご連絡しますが、ご連絡がつかない場合は、冊子をお送り出来かねますのでご了承ください。
お申込みを受領後、不備が無ければ1週間から10日で発送予定です。土日祝・GW・夏季休暇・年末年始は休業のため、発送までにさらに日数をいただく場合がございます。
詳細は、事務局までお問合わせください。
2024.12.24NEW
2023.10.02
2023.02.02