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全体会議[PL-04]

国際貢献としてのUD(基調講演)

講演者

  • 雨宮清氏(山梨日立建機株式会社代表取締役)

【写真01】雨宮清氏

 雨宮氏は、カンボジアやアフガニスタンなど地雷埋設国における地雷や不発弾による被害の大きさや、それにもかかわらずそこで生活を営まなくてはならない人々の実態を訴え、氏が開発した地雷処理機による平和な大地を取り戻すための取り組みや、それによって生活が復興する様子を、映像を交えて紹介した。また、慰問活動の一環として日本の子供たちの書いた手紙を届ける取り組みについて触れ、「心を伝えて交流を図ることがお金よりも大きな支援である」と、心の交流の大切さを強調した。


全体会議[PL-04]おわり

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全体会議[PL-05] 全体総括セッション

我々はどこへ向かうのか

パネリスト

コーディネーター

  • 川原啓嗣専務理事

【写真02】全体会議の様子

 はじめに、川原専務理事より、5日間に亘る会議の概略が紹介された。


 続いて、コールマン氏、フレッチャー氏、川口理事長から、本国際会議の印象や本国際会議で得た新たな発見などが述べられた。


 コールマン氏は、印象深かったこととして、展示会と福岡の地下鉄七隈線のプレゼンテーションを挙げた。特に地下鉄について「国際的に公共交通のベンチマークとすべきプロジェクト」と述べ、「このようなベンチマークを共有することで、他のプロジェクトのレベル引き上げを図っていくべき」との考えを示した。また、本国際会議を通じて発見したこととして、「最も重要なのはユーザーや消費者が関わること。これをUDの課題の8つ目として加えたい」と述べた。


 フレッチャー氏は、「UDが主流となり、当然のこととして行われている」と日本の取り組みを評価した。また、今後の課題として、「国際的にケーススタディを集めていくこと」、「情報の共有を優先していくこと」が必要と述べた。


 川口理事長は、主催者としての感想を述べ、本国際会議開催に至る経緯の紹介をした。また、「本国際会議で、どのような成果が見えたのか、出てきた課題は何なのか、それをIAUDとしてどのようにフォローをしていくのか、といった議論を重ねていきたい。議論に当たっては、いろいろな方々の意見を取り込み、インタラクティブな会話にしていきたい」と、IAUDとしての今後の活動に対する決意を述べた。


 続いて、セッションのテーマである「我々はどこへ向かうのか」について、会場を交えた議論が行われた。


全体会議[PL-05] 全体総括セッションおわり

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閉会式 国際ユニヴァーサルデザイン宣言2006

優秀論文表彰


【写真03】優秀論文表彰の様子

古瀬敏論文審査委員会委員長より、優秀論文が表彰された。
表彰されたのは、次の4氏。

  • マリアナ・シュテレン・ベルグ氏(ノルウェー)
    「ヨルダンからの包装のデザインのケーススタディ」
  • レティ・ウプトン・ブラウン氏(米国)
    「博物館のデザインに対して影響を与える努力」
  • ヨン・クリストファーセン氏(ノルウェー)
    「普通の住宅におけるニューホーム ユニバーサルデザインが重度障害者のニーズを満たすことができるか」
  • ラマ・ギーラウォ氏(英国)
    「自立していけるインスピレーションのある台所と浴室のデザイン」

国際ユニヴァーサルデザイン宣言2006


【写真04】国際ユニヴァーサルデザイン宣言2006を発表する川口光男理事長

川口光男理事長より、国際ユニヴァーサルデザイン宣言2006が発表された。


>>国際ユニヴァーサルデザイン宣言2006全文はこちら




※会議の各セッションで行われた講演の詳しい内容につきましては、講演集としてまとめ、出版することを予定しております。

閉会式 国際ユニヴァーサルデザイン宣言2006おわり

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会場の様子展示会の様子

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