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「第2回国際ユニヴァーサルデザイン会議」開催速報

2006.10.30掲載

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10月22日から26日までの間、国立京都国際会館において、「さりげなく、大胆に 使い手と作り手の対話、実践そして実現」をテーマに、「第2回国際ユニヴァーサルデザイン会議2006」が開催されました。


会議には、世界29ヵ国の国と地域から、当初の予想の1万3,000名を上回る約14,700名が来場し、国内外のVIPから、会議内容が絶賛されました。日本が国を挙げてUDに取り組んでいること、UDが主流になっていることなどが評価され、最終日には「世界に今なお存在するさまざまな差別、貧困、戦争などに対し、UDによる解決を目指し話し合いを続けることが、私たちの責任である」という主旨の「国際UD宣言2006」が、披露されました。


【写真1】会場となった国立京都国際会館


●開会式、公開シンポジウム

初日の22日に大会議場で行われた開会式では、山本卓眞IAUD会長から開会の辞があった後、国土交通大臣・冬柴鐵三氏をはじめとする方々から来賓のご挨拶をいただきました。続いて、IAUD総裁であるともひとしんのう殿下から開催にあたってのお言葉をいただき、最後に戸田一雄議長より閉会の辞がありました。


開会式に続いて行われた公開シンポジウムには、一般の参加者を含む約1,100人が参加しました。難民を救う会の相馬雪香氏、東京大学先端科学技術センターの福島智助教授の基調講演から、この会議はスタートしました。次に日米欧のキーマンにより「UDの今日と未来」というテーマでのパネルディスカッションが行われました。


【写真2】開会式での来賓ご挨拶 経済産業省 高木政務次官
【写真3】海外よりパネラーを迎えた公開シンポジウム

●本会議

23日からの本会議では、全体会議(計5回)、特別セッション(計6回)、基調講演(計11回)、IAUDセッション(計5回)、分科会(計35回)が、会館内の5つの会場をフルに使って開催されました。海外からの参加者の注目を集めたのが、2日目に開催された特別セッションです。内閣府・総務省・国土交通省・経済産業省・厚生労働省の各省庁の代表によるパネルディスカッション、および自治体首長サミット、NPO代表によるパネルディスカッションが続けて開催され、日本が国を挙げてUDに取り組んでいることが伝えられました。


【写真4】特別セッション「日本の進むべき道」
【写真5】分科会の様子


●IAUDセッション

3日目には、アネックスホール2を会場として、計5回にわたりIAUDセッションが開催されました。午前中の「IAUDの目指す社会」では各部会長からのIAUDの活動内容について紹介があり、「IAUDの調査研究活動」では、住空間PJ、移動空間PJ、まちづくりPJから、それぞれ研究・活動について、説明がありました。また、午後の「IAUDが進めるUDガイドライン」では標準化研究WG、広報G、労働環境PJからガイドライン研究についての発表があり、「UDの事例紹介」ではIAUDアウォード創設の趣旨説明と試行審査の事例紹介がありました。最後に行われた「対話の実践はどう進んだのか」では、4名のパネリストによる討議が行われ、活発な意見交換が行われました。


【写真6】IAUDセッション(アネックスホール2)
【写真7】IAUDセッション「対話の実践はどう進んだのか」

●最終総括の全体会議、閉会式・宣言

最終日には、今回の会議を総括する全体会議が行われ、王立芸術大学院ヘレンハムリン研究所教授のロジャー・コールマン氏、アダプティブ・エンバイロメンツ所長のバレリー・フレッチャー氏、川口理事長から、今回の会議の成果と今後の展望などが述べられ、会場の参加者からもさまざまな意見・提言が寄せられました。また、閉会式では、後藤副理事長、戸田議長から挨拶が行われた後、優秀論文の表彰があり、最後に「世界に今なお存在するさまざまな差別、貧困、戦争などに対し、UDによる解決を目指し話し合いを続けることが、私たちの責任である」という主旨を記した「国際UD宣言」が公表され、5日間に渡る国際会議は幕を閉じました。


【写真8】全体総括セッション「我々はどこへ向かうのか」
【写真9】閉会式で国際UD宣言を発表する川口理事長

●展示会

本会議と平行して行われた展示会では、自動車・電機を中心とした協賛企業や関連団体が競ってUDの取り組みを展示し、海外の参加者を驚かせました。「世界中に事業を展開している企業ばかりであり、今後は、日本国内に止まらず文化の異なる世界へUD製品を提供してほしい」という声が聞かれました。


【写真10】展示会の様子
【写真11】展示会場のIAUDブースで説明を受けられるともひとしんのう殿下
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