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2005.03.28掲載
1970年代、26歳の彼女は工業デザイナーとして深い悲しみと疑問を抱いていました。「あの人たち」、つまり高齢者のためのデザインは重要ではないと言われていたのです。
1960年代、デザイナーは多くの課題に直面していました。例えば、貧困の問題をどうするのか、環境保全をどうするのか、人にアクセシビリティが与えられるのかなどです。それらの課題は、デザイナーをして「QOLの意思決定者」にしていったのです。
写真2:パトリシア・ムーア氏
いくつになってもその人の人生を幸せで、豊かで、クオリティーの高い、十分に満たされたものにするのがデザイナーの役割なのです。高齢化や高齢者とは、ある意味で医療の定義に過ぎず、むしろ年長者や長老(elder)と呼ぶべきなのです。
(要約分責:専務理事 川原啓嗣)