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2004年度 第1回定例研究会開催報告

2004.06.29掲載

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消費者視点からのユニヴァーサルデザインとUD実践事例


5月14日、松下電器産業パナソニックセンターにて、2004年度第1回定例研究会を開催しました。
総勢129名の会員の参加を得ました。来賓として、経済産業省製造産業局人間生活シ ステム企画チーム長・清水 誠様にご参加いただきました。
今回は、「消費者視点からのユニヴァーサルデザインとUD実践事例」をテーマとして、2人の講師をお招きしました。


講演1 『なくす会』~消費者の視点で取り組みをすすめて9年目~

埼玉・商品被害をなくす連絡会 事務局長 久慈美知子 様

活動事例(商品被害アンケート調査、商品事故調査及びメーカーへの質問書・改善要望書提出等)と、消費者のUD商品に対する意見ということで講演していただきました。


講演2 UD & EcoSTYLE ~momotaro~

イトーキ総合研究所 UD & Eco研究所 主席研究員 坂巻裕一 様

UDに対するコンフリクトマネージメントへのアプローチとして「3つの階層(社会・場・製品)」という考え方の紹介と、「人とモノ」の関係性のデザインおよび製品開発での応用例について講演していただきました。







【アンケートより】

  • 研究会の構成が二本立て(消費者と企業の事例紹介)であることは、違った側面でUDを考えることができてよいと思います。
  • 利用者の意見を取り入れていく重要性を再認識しました。
  • 消費者側において“UD”がどのように捉えられはじめているかなどが少しわかりました。
  • UDに対する考え方とアプローチがしっかり伝わった。プレゼンテーションが楽しかった。
  • 問題に対する解決方法のフィードバックの話と、この理論が実際にどのように製品に生かされたかという報告をもっと知りたかったです。
  • 適切な方のコメントが頂けるようコーディネーターがうまく話しをふってくださったので、よいお話しが聞けたと思います。
  • (これからの要望として)流通・サービス産業でのUD事例、形ではないUD的なものの事例紹介をしていただきたいと思います。
  • 生活者が日頃感じている製品に対する矛盾をもっと知りたいです。
  • UDとぶつかる要素をうまくブレイクスルーしたりマネジメントした事例に興味があります。
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