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論文募集| 第7回国際ユニヴァーサルデザイン会議2019 in バンコク

2018.08.01掲載

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2002年11月、横浜においてユニヴァーサルデザイン(UD)に関する我が国初の国際会議が開催されました。そして、最終日に発表された「国際ユニヴァーサルデザイン宣言」では、一人一人の人間性を尊重した社会環境づくりをUDと呼び、使い手と作り手の関係を再構築することで、社会のすべての面に適用すべき人間中心のしくみ作りを急ぐことが重要であると提言されました。以来、この宣言に基づいた活動をさまざまな分野でさまざまな方々が実践してきたことと推察いたします。

その後、IAUDの設立を経て2006年の京都、2010年の浜松、2012年の福岡、2014年の福島/東京、そして2016年の名古屋と開催を重ねてきましたが、このたび初めて国外で開催することを計画しました。

組織の名前に国際とつけているのになかなか国際的な認知が進みにくいことが課題の一つでしたが、今回はその点を解決する試みとして初めて海外、タイ王国のバンコクで開催する予定です。ASEAN諸国の中でも経済的熟度が高く、また親日的で、多くの日本企業が進出しているタイ王国ですが、開催を希望する協力者からその旨の意思表明があり、開催を企画するにいたりました。

今回の国際会議では、さらに進展した研究や実践の成果、そして未来への展望を日本から世界に発信すると共に、さらなる情報の共有化と人的交流を行うことで、より質の高いUD社会の実現をめざします。 とくにこれまではなかなか参加が得にくかったタイ王国と陸続きの国など近隣諸国からも出席者が見込まれ、予想外に早く訪れると想定されている各国における人口高齢化に対するUDでの対処が議論されると期待されます。

それらの事情を踏まえて、今回の会議のテーマは、「ユニヴァーサルデザインによる持続可能な発展」とし、全体会議、分科会などにおいて活発な意見交換を展開したいと考えております。

つきましては、産、官、学および市民活動などさまざまな分野で活躍されている方々から、これまでの活動実績およびこれからのUDのさらなる発展に向けた課題や新たな提案を発表していただきたく、研究発表・報告・論説などの論文を募集します。

産業界、学界の別なく、行政職、デザイン関係者、コンサルタントやNPO等の市民活動参加者、および学生等、さまざまな方々からのご応募を期待しています。日頃の研究成果や商品化、さまざまな実践における工夫などを、ぜひ「第7回国際ユニヴァーサルデザイン会議2019 in バンコク」の場で発表してください。

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