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2016.04.18掲載
王立芸術大学院名誉教授:英国
Professor Emeritus, Royal College of Art: UK
デザイナー、写真家、ロンドンにある英国王立芸術大学院(RCA)名誉教授。また、1999年にジェレミー マイヤソン氏と共同で設立したへレンハムリン研究所アドヴァイザー。
同研究所はコールマン氏が1991年から指導に当たってきた国際的に注目されているDesignAgeプログラムが基盤となっている。
1994年にデザインと高齢化に特化した「欧州ネットワーク」を立ち上げ、翌1995年にはその功績に対し、RCAがQueen's Anniversary Prize for Higher and Further Educationを受賞した。
RCAに関わる前の1991年から2002年まで、研究開発企業で社会的に有用な製品やサーヴィスを専門としているLondon Innovation and Lynch Intellectual Property 社ディレクター。そこで、コールマン氏は障害者と高齢者のためのデザインに関心を持ち始め、インクルーシヴデザインの論理と実践に取り組み始める。
1994年にトロントで開催された国際エルゴノミクス会議では、初の論文「The Case for Inclusive Design」を発表。2002年から2008年7月までRCAでインクルーシヴデザイン専門の教授を務めた。
2001年には「UK Design Council Policy Paper Living Longer」を執筆。高齢化社会に対応する新しいデザインを政府や企業に提言している。
2003年には英国保健省の委託で、RCAとケンブリッジ大学、サリー大学からのチームと共に、医療事故削減のためのデザインの有効利用について研究。
これは「へレンハムリン研究所 健康と患者の安全のための研究室」設立や薬剤の安全なパッケージデザインに関する重要なプロジェクトや出版の推進、さらにはイギリスの国営医療サーヴィス事業(the NHS)の救急車や病院の設置につながった。
2007年には同チームが麻酔と救急ケアで2つのMedical Futures awardsを受賞したほか、患者の安全のためのデザインに関する著書がDesign Management Europe awardを受賞。2011年には救急車がthe Real World awards初のVictor Papanek memorial Design賞の最終選考まで残った。 2012年にはthe UK Design Museum's Design of the Year Transportation award受賞。同年には、患者の安全を向上させる新しいデザインの病室が、ロンドンにあるthe Royal College of Surgeons' Hunterian博物館に展示された。
2004年から2005年にはインクルーシヴデザインのマネジメントに関するBS7000-6(2005年)起草の指導的役割を果たした。
2010年から2014年にかけて英国で介護提供を研究する技術戦略委員会に助言を行なっていたほか、妻で陶芸家のサリー・ライリー氏とともに暮らしたケンブリッジでは、300人以上のアーティストや職人が参加する組合「ケンブリッジオープンスタジオ」の委員長を務めた。その後2014年10月に中部フランスに居を移した。
現在はサンセール銘柄のワイン造りを行なう小村Bu.ANi在住。また、癌のために53歳でキャリアを絶たれたフランスの写真家クリスチャン・ルイの作品を広く紹介するために、妻とともに設立した非営利の協会「クリスチャン・ルイ:キアロスクーロ」の会長を務める。
コールマン氏の詳細なプロフィール及び出版物に関する情報はこちら.
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