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「移動空間でのUDを考える」事業開発委員会 移動空間PJ

2004.08.30掲載

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移動空間PJでは、現在月1回のペースで精力的に活動を行っています。

はじめはややぎこちなさがありましたが、今では各メンバーともすっかりなじみ、モチベーションの高い会合となってきました。
活動は現在、下記の2つを並行して行っています。

  1. PJ参加企業持ち回りで、UDに対しての取り組みの事例紹介を行う。
  2. PJとして取り組むべきテーマをディスカッションする。

これまで紹介された各社の事例は、下記のとおりです。活発な質疑もあって、毎回非常に興味深い内容となっています。

  1. 色覚バリアフリーを考慮したカーナビ地図表示(パイオニア)
  2. ノンステップバスの実車紹介(日産ディーゼル)
  3. NTTドコモハーティープラザのためのUDデザイン事例(岡村製作所)

写真1:日産ディーゼルのノンステップバスを見学

写真2:岡村製作所によるNTTドコモハーティープラザのUDデザイン事例

PJとしてのテーマ選定のディスカッションでは、まず、移動空間の実態を俯瞰してみるという目的で、各メンバーが共同で、「移動空間のここが変」マップを作りました。これは、問題意識のレベル合わせと取り上げるべきテーマを探すにあたり、非常に効果的でした。

 
写真3,4:「移動空間のここが変」マップとその一例

このマップをベースに、何回かディスカッションを行い、我々が取り上げることのできるテーマとして「移動のための情報提供のあり方」「クルマの操作系」「イージーナビゲーション」といった3つの大枠が見えてきました。

今後はさらに、より具体的な取り組み内容を決め、アイディアだしなどの実際の提案に向けた作業ができるように、会員の皆様と活動をしていきます。また、具体的なテーマが決まった時点では一旦それをオープンにして、多くの方が参加できるようにもしていきたいと思っています。

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