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ティム・フェンドレイ

アプライド・インフォメーション・グループ(AIG)社 創立者・クリエイティブディレクター:英国

インダストリアルデザイン

Tim Fendley

Founder and Creative Director, Applied Information Group AIG : UK

http://www.aiglondon.com

15年以上にわたりロンドンでデザイナー兼インフォメーションアーキテクトとして活躍しているティム・フェンドレイ氏は、インフォメーションデザイン会社メタデザイン・ロンドン社を共同設立した後、2002年にインフォメーションデザイン分野における関心をさらに追求するためAIG社を創設した。
フェンドレイ氏は、アイデンティティ、環境およびデジタル・デザインの分野で文化プロジェクトや商業プロジェクトに取り組む。これまでに、ブリストル、ボッシュ、フェラーリ、UBS、オレンジ、レクサスなどの企業を顧客とする。アーティストのギルバート&ジョージの初のデジタル作品を手がけた他、著名な雑誌『グラフィックス・インターナショナル』のデザイン、スコダオートおよびグラスゴー1999のアイデンティティ・デザインを担当、さらにはエリク・スピーカーマンと共同でデザインした独特なタイプフェースは賞も獲得した。また、最新世代の路上インフォメーションポイントのデジタルインタフェース、ならびにデザイン協議会、サムスンおよび富士通のインタフェースの開発にも当たった。
フェンドレイ氏は、革新的な取り組みである「ブリストル・レジブル・シティ・イニシアティブ」においてリードデザイナーを務め、都市デザインにも大きな関心を持っている。「ブリストル・レジブル・シティ・イニシアティブ」は、都市を「読みやすい」ものとすると同時に強力な都市のアイデンティティを生み出すことに重点を置くこの種の試みとしては初の事業である。この事業は数々の都市設計・計画関連の賞を得ており、最近ではデザイン・イフェクティブネスDBA賞を授与された。またこの事業は、建築環境委員会や地域社会・自治省によってベストプラクティスの一例として使用されている。フェンドレイ氏はまた現在、ロンドン中心部の進路探索システムの開発にも従事している。セントラル・ロンドン・パートナーシップ(CLP)およびロンドン交通局から委託を受け、観光客が地下鉄と同様に徒歩でも自由に移動できるようにする統一進路探索システムを提案している。
出版物、雑誌、ウェブサイトの編集も手がけ、D&DA、デザインウィーック、DBA、欧州デザイン賞、ニューヨーク・タイプ・ディレクターズ・クラブから数々の賞を受けている。デザイン関係の国際的雑誌への寄稿も多く、英国王立芸術大学院の客員講師を務めた他、同大学院のヘレンハムリン研究所とも協力した。
2005年のDBA「24時間インクルーシヴデザインチャレンジ」では、混雑した交通機関の駅構内において音声信号を使用して視覚障害者を誘導するRFIDタグシステム「Babelfish」のデザインで最優秀に選ばれたチームを指導した。




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