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ジョン・コーコラン

ワイヤー・デザイン社ディレクター:英国

インダストリアルデザイン

John Corcoran

Director, Wire Design : UK

www.wiredesign.com

ジョン・コーコラン氏は、イギリス北西部、ワイヤー製造業の街ウォリントンで育った。音楽・演劇業界に進むまで設計技師・工業化学者として青年期を過ごす。1994年に、グラフィックス、インフォーメーション・アーキテクチャおよびインタラクションを中心とする統合コミュニケーション・デザイン会社であるコーコラン・デザイン社を設立。
その後1997年に、ヒギンズ兄弟と共同でワイヤー社を設立し、今ではロンドンでもっとも革新的なデザイン会社のひとつとして広く認められるに至る。その理念の中心となっているのは、人々のためにデザインすることによって社会に前向きな変革を生み出すという考えである。
コーコラン氏は、複雑な問題を理論的に説明する能力に秀でたビジネスおよびデザインの戦略家である。経営幹部、現場のスタッフ、エンドユーザとの議論を通じて、背景や個人的経験について理解を深め、コミュニケーション、サービスおよび製品デザインを包含する革新的なアプローチを開発する。
6年にわたり英国王立芸術大学院(RCA)ヘレンハムリン研究所および王立技芸協会(RSA)と共同でインクルーシヴデザインの課題に取り組んでいる。2005年夏にワイヤー社の書籍『Access - a creative study』が刊行され、2006年8月には最新刊『Home』が刊行予定。
コーコラン氏は、英国デザイン協議会のクリエイティブ・スキルズ諮問委員会のリーダーの他、持続可能な住宅開発に取り組む官民連携事業であるサステナビリティ・ワークのコミュニケーション・ディレクターを務める。
また、王立技芸協会、D&ADおよび英国王立芸術大学院のインクルーシヴデザインや患者の安全性に関する国内および国際賞の審査委員も務める。
2006年5月、ワイヤー社は、インクルーシヴ・コミュニケーション・デザインに対する新しいアプローチが評価されて、英国王立芸術大学院およびデザインビジネス協会からインクルーシヴデザイン賞を受賞した。




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