荒井 利春

プロダクトデザイナー/金沢美術工芸大学名誉教授:日本
Toshiharu Arai
Product Designer/Professor Emeritus of Kanazawa College of Art: Japan
金沢美術工芸大学デザイン科教授を経て、Arai UD Workshopを開設。プロダクトデザイナー。
ユーザー参加型のユニヴァーサルデザインの実践と研究を数多くおこない、それらの成果をデザイン教育のカリキュラムとリンクさせている。
センシティブなユーザーとデザイナーの協同作業には、時代のデザインを押し進めるパワーと創造力があることを、日用品や家具、住宅設備などのデザインプロジェクトをとおして実証してきている。それらの成果はグッドデザイン賞などを受賞している。
また、医師や看護師、患者が参加する病院の設備デザインや、公共建築のデザインコーディネーションチームのとりまとめなど、幅広くユーザー参加型デザインを展開している。
2004年から現在まで、IAUDの48時間デザインマラソンの監修者をつとめており、日本の各地でデザイナーによるユーザー参加型デザインワークショップを続けてきている。
金沢大学医学部、京都府立大学、東北芸術工科大学、ソウルHangaram Design Museumでの講義や、各種学会などでの基調講演をおこなっている。
受賞など
1988年 | グッドデザイン賞「すくい易い食器」 |
1995年 | 名古屋国際デザインコンペ銀賞『HUMAN TOILET』 |
1999年 | グッドデザイン特別賞「高齢社会のスプーン・フォーク」 |
2002年 | グッドデザイン賞「ヒューマン・ファニチャーデザインプロジェクト」 |
2005年 | グッドデザイン賞「みんなのはさみmimi」 |
1995〜1999年 | 日本リハビリテーション工学協会理事 |
1998〜2001年 | 日本デザイン学会理事 |
2001〜2003年 | 日本リハビリテーション工学協会理事、、日本グッドデザイン賞審査委員 |
2004年 | 国際学生ユニバーサルデザインコンペin Rio国際審査委員 |
2004年〜 | IAUD 48時間デザインマラソン監修者 |