プレカンファレンス 11月9日(日)
フィールドサーヴェイ(貸切バスツアー:各ルート定員約30名)
東日本大震災から既に3年半が経過しますが、いまだに仮設住宅で暮らす人々は岩手、宮城、福島の3県で約9万人にのぼるとされています。
また、福島県においては、県外避難者は4万7000人を超え、災害公営住宅や高台移転の宅地造成の遅れのため、帰る事ができない状態が続いています。 また仮に帰れたとしても、すべての雇用を吸収できるほど産業が回復していないなど、被災地の復興は思うように進んでいないのが実態です。
日本最大・最強のUD団体として10年以上の活動実績を誇るIAUDは、満を持してUDの手法で福島の問題の解決に挑むべく、「復興と再生のユニヴァーサルデザイン」のテーマにおいて、フィールドサーヴェイを行ないます。
参加者は3つのルートに分かれ、それぞれの地域の被災および復興状況を視察します。そして、現地の人々との対話を通し福島の再生にUDで何ができるかを海外および国内の参加者と共に考え、翌日の公開ワークショップで具体的なデザイン開発と事業提案を行います。
9時30分~18時00分
ルートA:地域コミュニティの再生とUD
- 福島駅バスプール発:
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- 浜通り北部地区(相馬市、南相馬市)の被災及び復興状況の調査
(地震および大津波被災現場、避難所、仮設住宅などを視察)
川俣町山木屋地区 → 飯館村・特別老人ホーム → 南相馬市道の駅 → 南相馬沿岸部 → 小高地区 → 相馬市復興住宅井戸端長屋 → 郡山市
- 浜通り北部地区(相馬市、南相馬市)の被災及び復興状況の調査
- 郡山駅着:
9時30分~18時00分
ルートB:観光・サーヴィス産業とUD
- 郡山駅西口バスターミナル発:
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- 浜通り南部地区(いわき市周辺)の観光・サーヴィス産業等復興状況調査
(いわき市スパリゾートハワイアンズ、浜風商店街ほか視察)
いわき湯本IC → スパリゾートハワイアンズ → 障害者雇用施設ハニーズ → 浜風商店街 → いわき市久之浜町 → 富岡町 → 郡山市
- 浜通り南部地区(いわき市周辺)の観光・サーヴィス産業等復興状況調査
- 郡山駅着:
9時30分~18時00分
ルートC:伝統産業とUD
- 郡山駅西口バスターミナル発:
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会津若松市内の伝統産業などの復興状況調査
(会津若松地方の伝統産業の産地などいくつかの拠点を視察)
会津若松IC → 会津漆器工房 → 会津木綿工房 → 女子の暮らしの研究所 → 会津若松酒蔵→郡山市
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会津若松市内の伝統産業などの復興状況調査
- 郡山駅着:

- 集合日程:2014年11月9日(日)9時15分
- 集合場所:ルートAはJR福島駅西口バスプール集合、ルートB/CはJR郡山駅西口バスターミナル集合
- 参加費用:
一人6,000円(昼食、バス代含む)
介助者:一人3,000円(昼食、バス代含む)
学生(中学生、高校生、大学生、大学院生等対象):一人3,000円(昼食、バス代含む)
小学生以下のご参加は事務局 info@ud-2014.net までご相談ください。
※国際会議の正参加登録された方は無料です。事前の申し込みが必要ですので、以下の登録フォームよりお申込みください。