スリニバサ・ポプリ

国連ハビタット福岡本部上級人間居住専門官:日本
Senior Human Settlements Officer, UN-Habitat: Japan
国籍: | インド |
学歴: | アジア工科大学院 (タイ)工学修士(環境技術管理) |
開発分野の専門家。インド政府及び国際機関に約5年間勤務した後、国連職員として約14年間アジア太平洋地域各国の事業に従事した。通算で19年間、ハビタット・アジェンダを推進する人間居住の分野に従事している。
貧困に苦しむ人々が土地・住宅及び基本サービスを享受出来るように各国政府等に働きかけ、人々の生活水準が改善されることを目指し、コミュニティ主導の開発と、安全な人間居住の実現を通じた都市開発・貧困削減の分野で、数多くの意義深い事業に携ってきた。アジア・太平洋の各国(インド、タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、東ティモール、アフガニスタン、モルディブ、シンガポール、インドネシア、ミャンマー、ソロモン諸島等)において、都市の基本サービスの提供と開発、防災政策の策定等に取り組んで来た。
国連ハビタットのミャンマー、インドネシア、アフガニスタン、モルディブの各事務所の代表として、"People's Process"(住民を主体とした開発)と呼ばれる概念に基づく紛争後・自然災害後の再建・復興事業を推進してきた。また、住宅やインフラの建設に、防災・減災(DRR)の考え方が適用されるように努め、これが地域で、そして、ミャンマーの政府高官の間で認められた。ミャンマーにおいては、都市研究開発協会 (URDI)の設立と、インレー湖長期再建計画やミャンマー国家建築基準法を立案した。
2012年9月、国連ハビタット福岡本部(アジア太平洋担当)の上級人間居住専門官として福岡に赴任した。