招待講演者

2014年1月に米国人間中心設計研究所(IHCD)入所。現在のIHCDのクライアントはシカゴ科学産業博物館、全米芸術基金のアクセシビリティとUDに関する新しいウエブベースのリソース、ジョージア工科大学のアクセシビリティとUDに関する総合的研究のプログラムなどがある。

2001年5月から2014年1月まで、米国司法省（USDOJ）公民権課障害者権利部門のアクセシビリティ専門家を務める。そこで、障害者とビジネスコミュニティ、及びADA（障害を持つアメリカ人法）技術支援と連携しながら博物館のアクセシビリティやアクセシビリティ技術の問題に取り組む。さらに、障害者権利部門チームに所属し、ADA技術支援について掲載しているADA技術支援ウェブサイトwww.ADA.govを新たにデザインした。

USDOJ勤務の前には、スミソニアン学術協会に所属。当初は同協会の初等中等教育の特殊教育コーディネーターとして従事。その後はアウトリーチプログラムのディレクターに就任し、アクセシビリティプログラムを設立して、すべての博物館や国立動物園のアクセシビリティ向上に取り組んだ。さらに、チームリーダーとして、米国にある博物館の展示のUDに関する初めての包括的なガイドライン「Smithsonian Guidelines for Accessible Exhibition Design」を作成した。これは同分野で最も推奨されるガイドランとなった。