招待講演者

バーデ氏は1956年生まれ。公認の障害者支援者で、社会教育学部卒業。
（社）ユニバーサルデザインの共同創立者及びドイツユニバーサルデザイン協議会代表でもある。

同氏の活動は、UDの特別基準を伴うサービスの概念（サービス設計）の開発に焦点を当てている。
また、社会経済分野での経験が30年近くあり、また、20年以上も株式会社の経営者を務めた。

(社)ユニバーサルデザイン及びドイツユニバーサルデザイン協議会代表として、最近では国際デザインフォーラムと共同で2008年に第1回国際ユニバーサルデザイン賞を設置した。他にも、UDプロジェクトの概念化のための博覧会や展示会の開催（CeBIT 2006～2010年）や、生活支援の特別展の実施（生活空間展Altenpflege+Propflege 2003 ～2010年）が成果として挙げられる。
さらに、同氏はワイマールバウハウス大学、ミュンヘン工科大学との共同でロバートボッシュ財団の資金により、様々な研究プロジェクトも担当した。
また、京都大学工学部など国内外で多くの講演活動もしているほか、連邦家庭・高齢者・婦人・青少年省によるプログラム“Alter schafft Neues” （年齢は目新しさを作成する）専門家、さらにはドイツのニーダーザクセンユニバーサルデザイン賞の選考委員会メンバーでもある。