荒井 利春

金沢美術工芸大学教授:日本
Toshiharu Arai
Professor, Kanazawa College of Art : Japan
東京教育大学で工業デザインを学んだ後、1972年から(株)日立製作所デザイン研究所にて製品デザインやデザイン開発研究をおこなう。1978年から友人と工房を運営し、身体機能に様々な制限のある幼児から高齢者のための道具の製作やデザイン、建築計画などを7年間おこなう。この7年間の様々なユーザーの為のデザインを通して、ユニヴァーサルデザインの必要性と可能性を実感する。
1985年金沢美術工芸大学に赴任し、多様なユーザーが参加するUD教育を行うとともに、UD開発研究を鋏や食器などの日用品から、家具や住宅設備までおこなっている。公共建築のUDコーディネーションも実践している。それらの成果は国際デザインコンペやグッドデザイン特別賞等々を受賞している。
日本リハビリテーション工学協会理事, 日本グッドデザイン賞審査委員、第3回国際学生ユニヴァーサルデザインコンペ国際審査委員、IAUD 48hデザインマラソン監修者などを務めている。