
廣瀬 毅
経済産業省 製造産業局デザイン・人間生活システム政策室室長:日本
経済産業省デザイン・人間生活システム政策室では、製品開発などの企業活動の中でユニヴァーサルデザインをどのように活用していくかという立場から、デザイン政策の中でユニヴァーサルデザインを推進しています。
社会的な課題解決のためにデザインをどう使っていくかという施策をソ-シャルデザインと位置づけ、ソ-シャルデザインの推進という施策の中でユニヴァーサルデザインについても取り組んできました。現在は、ソ-シャルデザインの推進の中で、未来をつくっていく子どもたちを守るためのデザインに力を入れています。子どもにやさしいデザインは、こどもだけでなく大人にもやさしい、高齢者にも優しいという意味で、子ども目線のものづくりー「キッズデザイン」が非常に重要という考えのもとに、特にキッズデザインの推進に焦点を当てて施策を行っています。
この場では、デザイン政策の概観を紹介しつつ、キッズデザインの推進について説明いたします。