あらゆる年齢・能力の人々のニーズに対応する

真に持続可能な社会を構築するためには、あらゆる人々、あらゆるコミュニティ、あらゆるリソースを考慮し、説明し、それらの均衡をとらなければならない。経済的あるいは地理的な理由から、もしくは予期せぬ事情によるかを問わず、社会の主流から取り残された人々の基本的な物的ニーズ、精神的サポートそして生活の質に配慮し、支援していかなければならない。
出生異常、怪我や病気、あるいは時間の経過によって人生が影響されるなか、私たちは「標準」によって定義される世界で存在の挑戦に直面する。一部の人たちは他の人たちよりも「能力が劣る」といった考え方を改めないかぎり、状況を変えることによって私たちの存在自体を再定義できると確信して安心することなどできない。
Design Challenge for this New Agenda(この新たな課題に立ち向かうためのデザインの挑戦)は、持続可能な社会へとつながる日々の歩みの中で必要とされる選択と制御を私たち一人ひとりが実践・維持する方法を生み出すものである。