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ごあいさつ

理事長 古瀬 敏

COVID19が発生してから丸4年、インフルエンザ並みの扱いになってからは半年以上経ちますが、まちを行き来するかなりの割合の人びとがマスクをしています。コロナはまだまだ怖いという意識が抜けていないうえに、インフルエンザ感染も警告されているからです。入り口に備えられていた体温計測機器はほとんど撤去されましたが、消毒液はまだ残されているところがあります(大病院ではさまざまな患者が来院するため、依然としてマスク着用が求められています)。

結果としてさまざまな活動がしにくい状態が続いており、IAUDも例外ではありません。そうした中で行われた2023年のIAUDの活動について報告します。

第一に、IAUDが任意団体として設立されてから2023年11月末で20周年を迎えたことから、毎月発行するニュースレターではこれまで活動実績を4月号から順に紹介してきました。一覧すると、じつに多くの活動でさまざまな成果を生み出してきたといえるでしょう。

対面での活動を制約されているなかでさほど影響を受けずに済んでいるものもあります。

IAUD国際デザイン賞は海外の専門家も審査員にお願いしていて、もともとオンラインでの審査が基本でしたから、今年度も従前どおりに審査を行いました。結果はまもなく公表されます。UD検定についてはオンライン化したことから、初級・中級ともに順調に進んでいます。

新たに2023年度に取り組みを始めたのは、国際ユニヴァーサルデザイン研究学院による国際UD研究講座です。始めますという広報が十分ではなかったためか、正式に受講を申し込んだのは1名だけですが、オンラインで順調に進んでいます。ただ、演習の形態をどのようにしたら最大の効果があるのかについては、まだ手探りの状態です。

国際UD会議はいろいろ検討しておりますが、やはりCOVID-19のために残念ながら現時点では開催の目処が立っておりません。直前のご案内では参加に不都合があるのは承知しておりますので、できるだけ早めにお知らせできるように心がけていくつもりです。

以上のように、以前と比べて思うように動けていませんが、それでも協議会としてできる限りのことを続けようと考えています。会員各位のご助言とご協力をいただきながら前に進むつもりですので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

IAUD理事長 古瀬 敏

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