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ジェームス・ハリソン

コーク大学建築教育センター:アイルランド

James Harrison

Centre for Architectural Education, University College Cork, Cork: Ireland

ジェームス・ハリソンは現在、高齢化やインクルーシヴ、アクセシビリティのデザイン分野の研究をしながら、コーク建築教育センターでデザインを教えている。

18年間、シンガポール国立大学で建築の准教授として教鞭をとる。教育と研究に専念するため2004年にクイーンズ大学ベルファスト校に異動。

建築学分野での長年の指導経験があり、博士課程論文も監督。また、テクノロジー・インテグレーション、20世紀後半の建築史、トロピカル・アーキテクチャー、伝統的建築様式とデザインの原則、さらに建築学コースのカリキュラム開発分野でも教えている。

国連のインクルーシヴとUD調査専門家として、アジアでアクセシブル環境をテーマにしたワークショップの開催や、ユーザーフレンドリーなデザインに関するプレゼンテーションを行い、その分野で先導している。
2017年、バンコクの国際連合アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)本部会議センターの広範なアクセス監査を実施。
2014年には「アクセシビリティに関するESCAP南南協力プログラム」において、広州、マカオ、香港でUDやアクセス監査、フィールド訪問、体験セッションなどに関する指導をする。

「シンガポールアクセスコード」改訂委員会メンバーで、高齢者のためのデザインを担当。
「ユニヴァーサルデザインハンドブック」「ユニヴァーサルデザイン:思考と教育の17の方法」など50以上もの多くの論文や記事を執筆しており、それらの公刊された研究業績で2004年にはシェフィールド大学より上級博士(LittD)を授与。

最先端の研究をしている博士課程の学生を指導するだけでなく、埋め込みセンサーや高齢者のための共同住宅など、UDと建築カリキュラムの統合に取り組んでいる。

趣味は旅行、異文化体験、スケッチ、ハイキング、サイクリング、アイルランドの伝統的なわらぶき屋根コテージの修復。

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第7回国際ユニヴァーサルデザイン会議2019 in バンコク 事務局
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Fax : 045-901-8417