招待講演者

ウィア・クロリウスは、人間中心デザイン研究所でコミュニティプログラムや医療機器などの製品、ウエブサイトやアプリなどのテクノロジー分野での分析など、幅広いプロジェクトに取り組む。

また、マサチューセッツ文化協議会と共同で、デザインを理解するための現実に即した調査研究を実施。これは包括的文化の実践をマサチューセッツ州の主流にすることを目的としている。

さらに、ロシアのNGO団体Perspectivaと共同で、ユーザーと専門家の関わりを通じて能力を高めるトレーニングプログラムをデザインし指導。モスクワとサンクトペテルブルクを数回訪問し、包括的文化と教育の実践について調査。

2013年、障害者の平等を推進する医療機器のユーザーと専門家による分析を、ワシントンDCの連邦機関US Access Boardに発表。

2018年春、Innovation Design 工学修士号をイギリスの王立芸術大学院とインペリアル・カレッジ・ロンドンで取得。

最近では、中国語など音調ベースの言語学習に触感をもたらす製品とシステムに取り組む。これは、音調を分析することで、自分の発言を身体の動きに変換し、学習者の手に直接的で意味のあるフィードバックを提供するものである。

スマート照明システムが2018年KIデザイン賞受賞。これは、現実の気象データに対応し、弱い照明がユーザーに与える心理的生理学的効果を示すもの。このスマート照明システムは2018年ロンドンデザインウィークとボストンのハブウィークでも紹介された。

現在は人間中心デザイン研究所役員、デザイン戦略専門家及び研究者。