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ACジャパン2024年度広告作品が決定

2024年9月15日掲載


ACジャパンは、公共のための広告活動を通して世の中を良くしていきたいとの目標の下、毎年さまざまなキャンペーン広告を制作し、会員社のメディアを通してメッセージを発信しています。 その中の「全国キャンペーン」では多くの人に共通する重要な社会問題をテーマに広告を制作し、全国のメディアを通じて発信します。

「全国キャンペーンA」は、 「不寛容な時代~エンパシーをヒントに」をテーマとした 「決めつけ刑事(デカ)」という作品に決定しました。 この作品では、SNS等の単なる噂話や偏見による善悪の判断について、 「取調室」でのやり取りに例えて表現し、 不確かな情報に基づく判断に対する警鐘を鳴らしていきます。 この作品では、今年度も聴覚障害がある方の情報格差の解消を目指して、 手話とオープンキャプションの字幕対応を行いました。 手話出演は、ろう者の手話エンターテイナーであり、NHK「みんなの手話」などに出演中の那須映里さん。 情報保障監修は、ろう者の江副悟史さん、中途失聴者であり当PJメンバーの松森果林、CM字幕に長年ご尽力されている佐多直厚さんの三名。 応募審査の段階から当事者が関わっているのが大きなポイントです。

「全国キャンペーンB」は、 「防災」をテーマとした、「ゆうちゃみの3日ぶん」という作品に決定しました。 この作品では、いつ、どこで起きるかわからない災害時の備えについて あらかじめ準備することの大切さを訴求していきます。 この作品では、従来同様、英語字幕対応を実施するとともに、 今年度よりクローズドキャプション字幕による情報保障の取り組みを実施しています。


公益社団法人ACジャパン公式サイト
決めつけ刑事(デカ)全国キャンペーン
https://www.ad-c.or.jp/campaign/self_all/self_all_01.html