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映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』呉美保監督×吉沢亮主演、耳のきこえない母ときこえる息子の物語

2024年9月15日掲載


映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』が 2024年9月20日(金)に公開されます。
原作は、コーダ(Children of Deaf Adults:耳がきこえない、またはきこえにくい親を持つ子どもという意味)という生い立ちを踏まえて、社会的マイノリティに焦点を当てた執筆活動をする作家・エッセイストの五十嵐大さんによるノンフィクション『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』。 https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344037380/
監督は呉美保、主演は吉沢亮さんのほか、 吉沢亮さんが演じる五十嵐大のろう者の母親役に忍足亜希子さんと父親役に今井彰人さん。どちらもろう者俳優として活躍しています。
さらに、この映画のポスター写真の撮影をしたのは写真家・文筆家の齋藤陽道さん。
彼もまたろう者であり、原作「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」の表紙も撮影しています。
原作やキャストをはじめ、あらゆるところでろう者や当事者が関わっています。

【作品内容】
映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』では、耳のきこえない両親と、そのもとで愛情をたくさん受けて育った耳のきこえる息子の心の軌跡を描く。幼い頃から両親に負い目を感じていた主人公・大は、変化していく出会いや環境の中で、“きこえる世界”と“きこえない世界”に生きる自分を見つめなおしていく。

【映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』あらすじ】
宮城県の小さな港町、耳のきこえない両親のもとで愛されて育った五十嵐大。幼い頃から母の“通訳”をすることも“ふつう”の楽しい日常だった。しかし次第に、周りから特別視されることに戸惑い、苛立ち、母の明るささえ疎ましくなる。心を持て余したまま20歳になり、逃げるように東京へ旅立つが……。

【作品詳細】
映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』
公開時期:2024年9月20日(金)
監督:呉美保
出演:吉沢亮、忍足亜希子、今井彰人、ユースケ・サンタマリア、烏丸せつこ、でんでん

脚本:港岳彦
原作:五十嵐大「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」(幻冬舎刊)
企画・プロデュース:山国秀幸
手話監修協力:全日本ろうあ連盟
配給:ギャガ

©五十嵐大/幻冬舎 ©2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会
映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』公式サイト
https://gaga.ne.jp/FutatsunoSekai/