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米国OXOインターナショナル社長 : 米国

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1990年の創業以来OXO社は、多様な使い手にとっての使いやすさを主眼に、数多くの製品カテゴリーにおいて800点を超す製品を生み出してきた。OXO社は、世界中に忠実な顧客ベースを築き上げ、強力なブランドを構築し、ユニヴァーサルデザイン運動の好ましいモデルとしてしばしば挙げられるまでになった。長年にわたる好調な売上増は、ユニヴァーサルデザインが企業の社会的責任を超えて、実現性のある高度なビジネス戦略であることを裏付けるものである。OXOインターナショナル社長であるアレックス・リーが、OXO社の沿革、組織概要、デザイン理念を説明するとともに、同社の事業の成功例と失敗例の両方に関して簡単なケーススタディを行なう。

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エルゴノミデザイン・ジャパン社長

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エルゴノミデザイン社は、ほぼ40年にわたり、人間工学研究に根ざしたデザインを開発してきた。人間工学の研究によって、企業はとくに高齢者や障害者を対象とした製品を世に出せるようになっただけではない。「大量市場」向けの製品開発にも独自の強みを発揮することができたのである。

優れたユニヴァーサルデザインを生み出すためには、2つの前提条件がある。ひとつはできるだけ多くの人々が充実した人生を送れるようにすることが大切だと理解すること、そして実際にその期待に応えられるようにするために必要な知識を持つことである。残念なことに、いわゆるユニヴァーサルデザイン製品の中には、研究成果を活用せず、対象とする人たちに対して適切な試験をおこなっていない、憶測やアイディアに基づいたものもある。こうしたことから消費者はユニヴァーサルデザインに不信感を抱くようになり、メーカーは市場に興味を失うのである。

障害を持つ人々に関する研究や人間工学研究を活用することによって、企業は拡大する障害者向けツール市場から利益を得られるだけでなく、より成熟した大量市場での売り上げも拡大できる。この発表では、こうした多くの例を取り上げる。

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