介護食品の説明を聞いていたら、飲み込むことを専門用語で「嚥下」(えんげ)というそうです。スペイン語でも「エングイエ」と言います。偶然なのか興味がわいてきて、他の言葉もスペイン語辞書で発音を頼りに調べてみました。
尼寺の「アマ」は「女性」。阿弥陀仏の「アミダ」は「計り知れない偉大」。般若心教の最初の部分「マカハンニャハラミタ」は「大きな知恵を得る」。
推測ですが、古代インドから仏教を広めたとき、中国か日本の学者が発音を基に漢字を当てはめたのではないでしょうか。トルコ・イスタンブールには「ハニャ・ソフィア」というイスラム寺院がありますが、「聖なる知恵」という意味だそうです。仏教にこだわらずに、意味だけが伝わったのでしょう。
こじつけになりますが、スペイン語で「食べる」は「コメ」、「増える」は「マス」、「神の道」は「カミノ」、「月を越えて行くロケット」は「コエテ」、お金の「銭(せん)」は「セント」。日本語でも海外旅行に行けるような気がしてきましたが、皆さん
はいかがですか?
(文・カルロス)
※この文章は、2007年10月15日発行のゆうまぐ[第68号]に掲載されました。
<掲載日:2007年10月15日>