自分の関心事は、よく目につくものですが、それを差し引いても、「字幕」に対する世の中の関心が高まっているように思います。
身近なところでは、JR東日本の山の手線などにある「トレインチャンネル」。おもしろCMに思わず顔をほころばせた方も、多いのではないでしょうか。 また、ワンセグの字幕付きテレビもなかなか便利。健聴者にとっては、「ながら視聴」に便利な機能でしょう。
また、こんな話を聞きました。
ある人が、アメリカに旅行した時、バーカウンターの右と左に液晶画面があり、それぞれラグビーと野球を字幕付きで放映していたそうです。なるほど、「字幕付き」で一歩先を行く、北米ならではの楽しみ方ですね。アメリカでは、すべてではありませんが、CMにも字幕が付けられているそうです。
IAUD会員企業の中にも、北米で流すCMに字幕を付けている企業が、きっとあることでしょうが、生活者にとって有意義なことは、日本でも同じではないかと思います。時々「世界のCM」や「CM賞受賞作品」等面白いCMを扱った番組を見かけますが、見ている
とわずか数十秒の中で、さまざまな工夫をこらしていて、本当に楽しいものがあります。
CMの字幕が単に商品の情報提供にとどまらず、CMの作り手側の意図が皆に伝わる手段となり、幅広い人に楽しんでもらえれば、企業にとっても大きなメリットになると感じました。
(文・yoka)
※この文章は、2007年6月29日発行のゆうまぐ[第62号]に掲載されました。
<掲載日:2007年07月02日>