駅のホームで、便利なジュースの自動販売機を見つけた。遠くから見ると、なんとなく変わっているとしか思えないが、近くによると、心配りがよくわかる。
まず、コインの投入口が大きな受け皿になっていて、コインの向きを考えずに、放り込めばすむようになっている。たくさんの十円玉を使う際も数える必要が無い。足りなければ表示で分かるし、余分なら戻ってくる。
次に、商品選択ボタンが従来どおりサンプルの近くにあるとともに、低い位置にもまとめて付いている。車いす利用者や、背の低い人にも使いやすいよう配慮がなされている。
感心したのは、普通なら飲料の広告を掲載するスペースを、この装置のために使っていることだ。装置に費用を掛けて、広告収入が減る。それをあえて実行する大英断に敬意を表したい。
気になって見始めると、いろいろなところで、改良型の自販機や券売機を見かけた。電子マネーが使えるものも含めて、自動販売機も良くなったもんだ。
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(文・カルロス)
※この文章は、2007年5月15日発行のゆうまぐ[第59号]に掲載されました。
<掲載日:2007年05月11日>