先日、白内障の手術をした方と話をしました。手術するとなると、誰でも少なからず不安を抱くもの。彼女もその一人でしたが、手術後には「もっと、早く手術していれば…」と思えたそうです。
手術をしたことによる一番の感動は「色」。色がはっきり見えてあまりの白さに驚いたそうです。部屋の壁や西洋皿の色が、
真っ白に見える。思い返してみれば、それまではグレーがかって見えていたとのことです。今では信号もはっきり見えるし、空の青さもきれいに感じる。全体的にくすんでいた視界がクリアになり「世界の色が変わった!」ことに、彼女は驚きと喜びを感じています。
また、夜の外出も苦にならなくなり、外での行動時間が延長されました。外で待ち合わせて、夕飯を食べに行くことも不安ではなく、楽しみになっています。しかし、夜間の車の運転は止めています。車のライトがまるで後光が差すかのようにまぶしい、まぶしすぎるらしいのです。
視力回復効果により、高齢になっても行動力が呼び覚まされることは喜ばしいことです。皆さんの周りで白内障の方がいらしたら、不安を乗り越えて手術することをお勧めしましょう。きっと新しい世界が広がりますから。
(文・要眼鏡)
※この文章は、2005年9月30日発行のゆうまぐ[第27号]に掲載されました。
<掲載日:2005年09月30日>