私は車の運転が好きです。これからの季節、ドライブに最適のシーズン。というわけで、近場では九十九里の「なみのり道路」、西湘バイパスから熱海、伊豆にかけての海沿いの道を、お気に入りの音楽をかけながらドライブすると気分も爽快でお薦めです。最近は多忙を理由にあまり運転する機会も無く、我が愛車(旧中島飛行機の伝統を受け継ぐ群馬製高級ワゴン)は車庫に眠ったままの日々が続いているのが残念です。
学生の頃は、思い立ったら仲間を集めて遠出をしたものです。川崎をスタートして名古屋、京都。1泊して福井、金沢と北上し、日本海に沿って富山、新潟、群馬と回って1泊3日(?)で帰って来たことも。途中、名古屋で名古屋コーチン、北陸でカニを食べ、深夜の日本海沿いで地元の暴走族に囲まれながら原発をバックに夜のドライブ、新潟辺りでガス欠寸前の大騒ぎ等々……。今思うと何でそんなに元気なのか、若いっていいことですね。さすがに私も40歳の声を聞き、こんなむちゃはもうできません。たまに運転してもできる限り楽をしたいなと思うようになってきました。
そうなると車のUDが気になります。昔乗っていた車に比べると最近の車はUD化していると思います。ステアリングは指一本(?)でも楽々と回せますし、小難しいクラッチなんて今じゃほとんど絶滅状態。運転席周りのスイッチ類の配置も含め、ユーザーが最も操作しやすい設計がなされ、各種警報表示もぐっと分かりやすくなるなど、随分とユーザーに優しくなりました。車が日常生活の生命線になっている人たちにとっても一層のUD化は望まれているでしょう。
ただ、一部の車好きの中には、ある程度の扱いにくさが残っている方が魅力的だとの考えもあるようです。乗りこなす喜びとでもいうのでしょうか。特にスポーツカーの分野ではそういう考えが……実はちょっと前まで私もそうでした。そんな私も今はすっかりUD派。なぜかって?フェラーリの運転席に座ってみたら、ブレーキ、アクセル、シフトレバー、全然しっくりこないんです。典型的な日本人体型の私には全く相容れないレイアウト。イタリア人、もっとUDを勉強しろって思いました。
誰でもフェラーリのようなスポーツカーを運転する楽しみを味わいたい、そんな要求に応えるのもUD。(経済的な理由は抜きにして)だから私は願っています。全面的にUDを取り入れたフェラーリがいつの日か発売されるのを。その日に備えて今日から500円玉貯金始めるぞ・・・それじゃ間に合わない、きっと。
<掲載日:2005年05月13日>