財団法人国際デザイン交流協会(JDF)は、デザインを通じて国際交流を推進し、産業・文化の健全な発展を図り、人類の福祉の向上に寄与することを目的として、1981年11月に設立され、「生あるもののためのデザイン」を基本理念として掲げ、各種の国際的なデザインを基軸とした産業交流事業を展開しています。
JDFでは、デザインを通じて人類の未来に対するヴィジョンやメッセージの発信を期待して、1983年以来、あらゆるデザイン分野を対象に隔年で国際デザインコンペティションを実施してきました。
その開催を通じて、数多くの若い優れたデザイナーを世の中に紹介し、人々のデザインに対する理解を深めるとともに、国際交流や文化の向上にも寄与してきました。そして前回より、デザインが産業界の発展に一層貢献すべく、ユニヴァーサルデザイン(UD)やエコデザイン等の「今日的社会的課題のソリューション」に主体を置き、デザインとビジネスの橋渡しを促進する新たな国際デザインコンペティションに転換しました。過去の作品を見ると、1983年の第1回入賞作品の中に既にUD提案があり、今までにも世界のデザイナーたちが創作した優れたUD提案を国際デザイン展や国際UD会議2002の展示等で世の中に紹介してきました。
また、JDFでは1990年から、アジア各国を対象にデザイン交流会議の開催、デザイン交流ミッションの派遣、アジアデザイン情報の収集等を実施しています。アジア各国・地域では内容の差こそあれ、各国ともにUDへの取組みに関心があり、特に中国では大都市の高齢化が18%程になっており、UD商品の巨大マーケットとして注目をしています。
<掲載日:2005年02月15日>